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教育実践基礎論(学部2年生)

教員に必要な「音声言語表現能力」と「授業デザインの力」を身に付けることを目指した授業です。

 

「人生とは」、「教育とは」、「学校とは」というテーマにについてディスカッションし、教育そのものについて考えるとともに、「全員が満足できるディスカッションとは?」という他人とコンセンサスを取ることについても考えます。

 

そして模擬授業では、20〜30分の授業を行い、目標・学習・評価を的確に設定する力を磨きます。今まで意識していなかったこと(目標、評価規準、評価基準、説明中に使用する言葉等)について真剣に向き合い、教科の見方・考え方を身に付けさせ、主体的・対話的で深い学びが生起する授業デザインを考えます。

​課題達成のためには労力、時間をふんだんにかける必要がありますが、かければかけたほど自分の成長が分かる学びになるはずです。

ディベート2019.png

2021年度

授業デザインを作成(学習指導案)を作成する前に、授業の骨子を意識するために、「目標課題評価設定ワークシート」を作成し、添削、練り直して修正します。

1)「初心者が書きがちな『目標課題評価設定ワークシート』」を提示し、それに対してどのような添削(質問、ツッコミ)をすべきかを考えます。(右画像参照 他のシートはこちら

2)各グループで各教科で行いたい授業の「目標課題評価設定ワークシート」を作成し、練り上げます。(そのワークシートとツッコミはこちら

2020年度

授業内容

  • 授業デザインの作り方

    • ​​学習指導略案を作成し、添削を受け、互いに修正し合う。

  • ​​1人20分の模擬授業

    • ​授業者役、学習者役、観察者役に分かれ、模擬授業を客観的に分析する。

    • ​授業者は自分の授業のビデオを閲覧し、観察者役のレポートを見て、分析する。

  • ​​新潟県立高田商業高等学校の生徒とのリモート小論文授業

    • ​​同じ論題について高校生と大学生が交流し、主張のメリット、デメリットについて質問し、小論文を書き上げる。

2019年度

授業内容
  • 模擬授業受講(国語・古典(短歌))→模擬授業への意見
  • ディベート 論題:「公立・国立全学校は固定学級制、学級担任制を廃止し、流動学級制、学年チーム指導制を導入すべし。」
    • ​​3〜4人チームになり、肯定側、否定側、ジャッジを2回ずつ行いました。
  • 模擬授業(各人20分間)
    • ​​模擬授業の内容(抜粋)
      • ​「相手の立場に立って…」道徳
      • 「海の命」国語
      • 「毎日の朝食をふりかえろう」家庭科
      • 「私たちの暮らしと経済」社会科
      • ​「生き物と環境」理科
    • 模擬授業では​授業者と学習者と観察者の役割があり、観察者は、授業者、学習者の行動を詳細にレポートします。授業を観察する力も付けることができます。
  • ​​ふりかえり 1人5分程度でスライドを使い、この授業での各自の学びのふりかえりを行います。
模擬授業2019.png

2017年度

本年度は以下の授業をおこないました。
  • 模擬授業受講→模擬授業への意見
  • ディベート「公立・国立高等学校は進学指導を禁止すべきである。」
  • 模擬授業(各人30分間)
 
下は,​ある回のディベートの様子の動画です。

directed by 片桐史裕

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